社員紹介

「デザインで身近な世の中の役に立つ喜び。」

どんな仕事を担当していますか。

本社の商品企画室で、製品の形状をつくる「プロダクトデザイン」と絵柄やラベルなど平面のビジュアルをつくる「グラフィックデザイン」を行っています。
仕事の流れとしては、最初に、社内から商品のアイデアや方向性が立ち上がり、一つの企画として参考資料などと共に企画室に持ち込まれます。まず私たちが行うのは、企画を具体的なデザインへ変換するために手描きでスケッチを書き起こす作業です。要素を吟味しながら自分のフィルターを通してアイデアを形にしていきます。
スケッチができたら、3次元CADソフトを用いて立体的な造形をしていきます。そうして3Dの形状が出来上がると、企画室のメンバーにも確認してもらい、アドバイスや改善点などをもらいながらブラッシュアップを行っていきます。
デザインする際に先輩によく言われているのが、「購入された方が安心して使えるか」、「製造スタッフが成形しやすいか」ということです。当然ですが、デザインとは第一に使用者が満足でき、その上で作る工程にも良い効果をもたらさなければいけません。商品に関わる全ての人たちを心地よくできるデザインを目指して頑張っています。

これまでで印象に残っている仕事について教えてください。


まだまだ経験の浅い私ですが、ありがたいことに様々な仕事を任せてもらっています。その中でも強く印象に残っているのは最初に携わった仕事でしょうか。既存の製品でお菓子やフルーツなどを盛る大皿とボウルがあったのですが、営業サイドからリニューアルの要請を受けていた案件でした。もともとの商品はパール調のきれいなカラーで、ラベルもおしゃれな感じのものでした。でも、これでは食品を盛る食器というより、コスメ関連のアイテムのような印象を受けてしまいます。そこで私はもっとレジャー向けの食器であることを印象づけられるカラーを選び出しました。さらに、ラベルのデザインに加え、商品のネーミングも行いました。従来の商品よりも、より用途が確実に伝わるよう「パーティ・プレート」「パーティ・ボウル」と命名。楽しいシーンが想像できるビジュアルをラベルに反映しました。この仕事ではグラフィックだけでしたが、手応えを感じることが出来ました。その後ひき続きパーティ用食器の造形を任せてもらい、シンプルな形状ではありましたが、2種類のお皿を3次元CADでデザインさせていただきました。

進路として選択した理由を教えてください。

この会社のことは、入社前に在籍していた大学の就職課のウェブサイト上で知りました。会社のページを開いた際、キッチン用品など生活に身近な商品をつくっている点に強く惹かれたのを覚えています。私は、大学ではプロダクトデザインを専攻し、主に自動車や電化製品などのデザインを学んでいました。ただ、それらの大きな製品のデザインには大勢の人が関わるため、一人のデザイナーの想いを全行程に行き渡らせることは難しいと知り、違和感を感じていたんです。
そういった理由もあり、雑貨商品を扱う当社の情報が目に飛び込んできた時には「ここだ!」と思いました。また、「モノを作って身近な世の中の役に立つ」というフレーズが心に響きましたね。生活に身近なものづくりの仕事ということは、自分の身近な人にも使ってもらうことができ、身近な人に喜びを感じてもらうことも可能なわけですから。入社後、常に最初にこの会社に出会った時の気持ちを忘れずに仕事に取り組んでいます。
私はまだ3次元の造形に慣れていなかったり、知識的に乏しい商品分野があったりして、先輩のサポートを受けることが多いのですが、今後はもっとデザインの腕を磨いて、先輩に面倒をかけないよう、楽にさせてあげたいです。今デザインを学んでいて当社で働きたい方は、ためらわず思い切って飛び込んで来てください。その頃には、私がしっかりサポートできるようになっていたいと思っています。

人事からのコメント

為実さんは東大阪本社で初めて採用した大学新卒者の一人です。それまで、製造部門では新卒者の採用はしていましたが、本社側の技術職では経験のある中途採用が基本でした。しかし、実務経験の無い新卒者とはいえ、彼女は高校の美術科時代から才能を発揮し、コンクールでの受賞歴も数々あり、大学で学んだ工業デザインだけではなくグラフィックデザインにおいても、その実力を大いに期待できる存在でした。また、そうした資質の高さに加え、その人柄の良さも彼女の大きな魅力です。商品企画室には彼女以外にも、学生時代に大きな賞を受賞した社員がいますが、そうした先輩達とも実に円滑な関係を築いてくれています。
当社の大学新卒者の採用は、大手の就職ナビなどは使わず、大学の就職課に求人票を提出する方法をとっています。就職希望の学生さんに、できるだけ丁寧な応対をしたいためです。小さな会社ですので大量の問い合わせがあると、そうした対応ができません。そのために求人票提出先の学校は絞らざるをえません。ご理解を願いたいと思います。